ワークショップレポートです!

2018年9月1日。介護にかかわる人のための演劇ワークショップのプレ回を行った日です。なんとこのプロジェクト、一周年を迎えました。ほぼ2か月に一回のペースで開催して、今回で第五回目です。参加者の皆さん、応援してくださる方々、ありがとうございます。

さて、今回のワークショップは進行役の一人、田澤恭平君のメイン回です。いつも田澤君コーナーとして一時間位を担当してもらっていますが今回はオール田澤!いつもよりも演劇要素多めでお送りします。

まず最初は挨拶から土田担当のウォーミングアップで身体をほぐしました。ストレッチで伸びをしてから、右手左手、右足左足、全身、をゆすります。一回目が終わったら、数を一つずつ増やしていきます。5で終わりにしましたが、少し息が上がってしまう位でしたね。

さっそく田澤君にバトンタッチ!まずは座って一言回し。輪になって、最近行った駅、最近食べたもの、を言っていきます。続いて拍手回し。拍手を順に回す→ランダムに飛ばしていきます。アイコンタクトが重要ですね。途中で立ち上がり、ニョッキへ。1ニョッキ、2ニョッキ、、と、かぶらないように数字をカウントしていきます。もし失敗しても、それはチャレンジですから皆で「ニョッキッキ!」とハイタッチしていきましょう。一度もかぶらず全員終わった時の達成感!テンポを速めての上級編もあっというまにクリアでしたね。

名前を使ったゲーム、「ネーム回し」。見えないボールを相手の名前を呼びながら投げます。受ける方はハイ、とキャッチしてまた他の人へ。ボールの数が増えていきますので、アイコンタクト&視界を広くする難しさがありましたが、ここでぐっと盛り上がった気がしました。

続いてはウォーキング。目をつぶって、部屋にあるものを指さし。スピードは1から5までの5段階。各自のイメージから、全体でスピードを合わせる、をやりました。歩きながらのアイコンタクト、挨拶やハイタッチもやりましたね。そうそう、ペーパーズというゲームも。参加者さん一人ずつ、大きなフセンに身体の部位を書いてもらいます。それを会場じゅうの好きなところに貼ってもらい、スタートの合図とともにその書いてある部位でタッチしていきます。全部タッチし終わった人から終了、というルール。これは色々発展させられそうですね。

そうだ、挨拶の中で膝と膝でタッチするというのもやりました。これも定番ですが思わぬポーズが飛び出して盛り上がりますね。

少し休憩をはさんで、イ他己(イタコ)紹介へ。ペアになり、5分ずつお互いの話を聞きあい、それをもとに、相手の人になりきって自己紹介を行います。他己紹介は「○○さんは、、、」とペアの相手のことを全体に向けて紹介しますね。今回は「イタコ紹介」ですので、ペアのことを紹介するのは同じですが、「私は、、、」と相手の人になりきって話します。なので内容だけではなくて、相手のみぶりや話し方を再現しながら話します。全体へのプレゼンは30秒、その後2分間の質問タイム。質問ではインタビューで聞けなかった内容も質問されますので、そこは思いつきでとっさに答えます。今思いついたなんて思わせないように自然に答えないといけません。これはもう即興劇。「犬猫のどっちが好き?」なんてライトな質問から、「パートナーはどんな人?」など想像力を膨らませないと答えられない質問まで。しかも演じる相手は客席側で見ているというプレッシャーがありますしね。

一息を入れてから四角歩き。部屋の中央を四角くラインどりし、その上を会話しながら歩きます。ただその時、先ほどのイタコ紹介で演じた他人のままで、、という条件つき。中々歯ごたえのあるワークでしたね。その二人は、10年前に夜間学校で一緒だったという設定。今日は同窓会があり、その帰り道です。うーん、頭がパンクしそう。

さらにルールで、四角のラインを三週歩きます。一週目は雑談。二週目は紙に書いた様々なお題を実行。三週目は「実は、、、」とセリフを言う、というさらなる課題が待っています。これを書いているだけでも大変そうですが、皆さん上手にクリアしていましたね。これはペアを変えてもう一回行いました。様々なドラマが生まれて笑いが止まらない場になりました。

最後に全体の振り返りをして終了。初参加、演劇初体験の方からも好意的な感想をいただきほっとしました。

今回の行ったワークは、いわゆる「演劇ワークショップ」で行われるワークオンリーでした。とても盛り上がり、演劇ワークショップのすごさ、面白さを改めて感じた回となりましたね。今回は特別編ということで、参加者の皆さんも楽しんでいただけたようで何より。これをきっかけに、あまり知らない方も演劇ワークショップや、演劇そのものに興味をもっていただければ嬉しいです。

ご参加いただいた皆様、気にかけて下さった方、ありがとうございました。今後とも精進してまいります。また次回開催についてはお知らせさせていただきますのでまたぜひ、ご参加ください。お待ちしております。

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